地域

お祭りの共同出展で沿線のまちづくりを盛り上げる!

江東区 都市整備部 村野さん & 皆藤さん
2025年10月に行われ、約14万人が来場した江東区最大のイベント、「江東区民まつり中央まつり」に東京メトロと江東区が共同でブースを出展。2030年代半ばの開業を目指す地下鉄8号線(有楽町線)の延伸と、延伸を契機とした沿線のまちづくりを PRしました。当日はブースに長蛇の列ができるほどの盛況ぶり。東京メトロとの協働により、祭りという一イベントを超えて広がる影響について、一緒にブースづくりを担当した江東区職員の村野さんと、皆藤さんに話を伺いました。

江東区民まつり中央まつりの「8号線PR」ブースでは、具体的にどのようなことを行ったのですか?

東京メトロならではのオリジナルコンテンツを体験!

2025年は、制帽を身につけての写真撮影、メトポンの着ぐるみ出演、8号線延伸や沿線のまちづくりに関するパネル展示などを行いました。特に、有楽町線の電車の塗り絵に、自分で色を塗ったオリジナル缶バッジづくりは、非常に人気が高かったです。世界に一つだけという特別感で、お子さんにも親御さんにも喜んでもらえました。東京メトロさんとの共同出展だからこそ提供できた体験だと思います。

そもそも、なぜ東京メトロと共同出展することになったのですか?

“お役所”的なイメージを賑やかに変えたかった。

東京メトロさんとの共同出展は2024年からですが、江東区単独では2015年から出展していました。ただ、当時のブースは8号線延伸事業に関するパネル展示やリーフレットの配布という、いわゆる“お役所”的なブースでお堅い印象でした。それを賑やかなイメージに変えたくて、東京メトロさんが他の自治体と出していたブースをSNSで見て、共同出展を依頼させてもらいました。

東京メトロとの共同出展によって、どのような変化がありましたか?

回収したアンケートは、100件から1,200件に!

親しみやすいブースになり、ガラリと雰囲気が変わったと思います。特に2025年は“体験型”をテーマにしたことで、区民の方が能動的に興味を持ってくれました。オリジナル缶バッジも然り、アンケートに答えてくれた方に有楽町線や8号線延伸に関連したノベルティを配る設計にしたため、ブースに来てくれた方が自然と新線や沿線のまちづくりのことに触れる流れもできたと思います。結果的に、前年まで100件程度だったアンケートの回収が、約1,200件に増加しました。

アンケートの回答で印象に残っている声や反応を教えてください。

未来を担う若い世代が関心を持ってくれた。

8号線の延伸は、江東区にとって50年来の悲願なんです。そのため、これまでは延伸の許可がなされたことに対して、年配の方からの「ようやく…」という声が多かったのですが、今回のアンケートでは、子どもや子育て世代からの「乗ってみたい」「楽しみ」という声がたくさん聞けました。開業予定は2030年代半ばです。その未来を担う若い方々に関心を持ってもらうことができたのは、非常に大きな収穫でした。

江東区民まつり中央まつりの終了後に、影響を感じることはありますか?

8号線延伸事業がいろんな人に伝わっている!

アンケートの回答には、8号線の延伸に伴う新しいまちづくりにも積極的に参加したいという若い世代の声もあり、幅広い層にPRできていると実感しています。最近は、江東区の就職希望で「8号線の延伸に関わりたい」というのが志望動機に入ってくるくらい浸透しているんです。

仕事だけの関係を超えて「仲間」になれた!

今回の祭りを経て、東京メトロのみなさんが我々との協働に対して、前向きにご協力いただいていることを強く感じました。区民まつりの成功という同じ目標に向かってひとつになり、連帯感が生まれたことも良かったと思います。業務上の関係を超えた地下鉄8号線事業をともに推進する「仲間」として、親近感をもってお仕事することができるようになりました。新線が開業するまでにさらにより良い関係が築けていけるのではないかと思っています。

最後に、東京メトロとの協働に関する“今後の展望”を教えてください。

みんなで手を取り合って、まちづくりも盛り上げていきたい!

江東区民まつり中央まつりへの共同出展を継続していくだけでなく、今後は、まちづくりにおいても東京メトロさんとご協力しながらイベントなどを開催できたらいいですね。今回の祭りのように、江東区と東京メトロさん、さらに地域と区民とが手を取り合うことで、8号線延伸の効果をさらに盛り上げることができると思っています。

江東区 都市整備部 村野さん & 皆藤さん

2022年から地下鉄8号線沿線事業を担当されており、地下鉄8号線延伸の推進や各駅周辺のまちづくりに尽力されている。