当日の様子
車両基地で本物に触れる。
はじめに、東京メトロ中野車両基地にて、モーターや制御装置の仕組みについて学んだ後、中野工場へ。工場では、お客様に安全で快適な移動空間を提供するため、車両を分解し、念入りな検査や修繕が日々行われています。
工場に足を踏み入れると、そこには普段電車に乗っているだけではなかなか見ることのできない鉄道の“裏側の世界”が。大きな台車がクレーンによって持ち上げられ、分解・整備されていく迫力ある光景に、参加者の皆さんが思わず見入る姿が印象的でした。社員による解説に耳を傾けながら、車両の“心臓部”を支えるモーターや台車をじっくり観察しました。
利用者の視点から鉄道ネットワークを考える。
午後は、東大生研がある駒場Ⅱリサーチキャンパスへ。東大生研 本間裕大先生による講義では、「利用者の視点から考える鉄道の仕組み」をテーマに、丸ノ内線を例にしながら、“所要時間・混雑・乗り換えの少なさ”の3つを軸に、利用者にとって望ましい鉄道ネットワークについて、数学的なアプローチを交えて学びました。
その後のグループワークでは、利用者の視点に立った「ベストな路線図」の設計に挑戦。「所要時間を短くしたい」「乗り換えを減らしたい」など、グループごとに様々なアイデアが。本間研究室が独自開発したシミュレータを用いて、自分たちが考案した路線図の評価・検証を行い、試行錯誤を重ねながら、それぞれのグループが考える「ベストな路線図」を追求しました。
参加者からは、「普段入ることのできない車両基地を見学でき、貴重な経験になった」「解説が分かりやすく、理解が深まった」「東大生の方と一緒にディスカッションができて良かった」といった声が寄せられました。
東京メトロは、今後も東大生研と連携し、鉄道を題材とした学びの機会を通じて、次世代を担う人材の育成に取り組んでまいります。